SNS被害ツイッター最多 6年連続、93%スマホ使用

共同通信

 2020年に会員制交流サイト(SNS)を使って性犯罪などの被害に遭った18歳未満の子どもは1819人(前年比263人減)で、被害が最も多かったサイトは6年連続「ツイッター」で642人(35・3%)に上ったことが11日、警察庁の統計(確定値)で分かった。
 警察庁によると、1819人の内訳は高校生が917人、中学生が695人で、中高生で全体の88・6%を占めた。小学生は84人だった。SNSへのアクセスは93・5%がスマートフォンを使用していた。
 同庁は被害の多い上位5サイトを公表しており、ツイッターの他は、写真共有アプリ「インスタグラム」221人、会話アプリ「ひま部」160人、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」76人、会話アプリ「KoeTomo(声とも)」63人。