8月に「オリ・パラ場所」 大相撲、外国人らに発信
共同通信
日本相撲協会は4日、東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラムの一環として8月12日、13日に東京都墨田区の両国国技館で「大相撲 東京2020オリンピック・パラリンピック場所」を開催すると発表した。
外国人や障害者らに伝統文化である大相撲を発信し、理解を深めてもらうことが目的。土俵入りや幕内力士によるトーナメント戦などを実施し、場内放送は日本語と英語で行う。車いす席も設ける。各日7千人ほどの来場を見込み、入場券の販売などの詳細は今後発表される。
国技館で記者会見した力士会会長の横綱鶴竜関は「全力士が全力で取り組み、皆さまをおもてなししたいと思います」と英語でスピーチした。八角理事長(元横綱北勝海)は「日本の文化、伝統でもある大相撲を体感していただけたら幸いです」と述べた。