料亭文化でおもてなしを 東京五輪にらみ議連発足
共同通信 来年の東京五輪・パラリンピック開催を契機に、日本料理や唄、三味線でもてなす「料亭文化」を訪日外国人に知ってもらおうと自民党の有志が17日、議員連盟の初会合を党本部で開いた。各地で老舗の閉店が続く状況を踏まえ、訪日客や政財界に料亭の積極活用を呼び掛ける考えだ。
会長に就いた衛藤征士郎元衆院副議長は「外国人客は最高のおもてなしに触れたいとの思いを持っている。脈々と受け継がれた料亭文化は地方創生の起点にもなる」と強調した。
東京・赤坂の料亭は、かつては政治家同士の密談に使われ「料亭政治」と批判も浴びた。近年は利用客が減り、有名店の閉店が相次いでいる。