冬季五輪マスコット発表 北京、パンダをイメージ

共同通信
発表された2022年北京冬季五輪のマスコット「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」(左)とパラリンピックのマスコット「雪容融(シュエロンロン)」=2019年9月17日、北京(共同)発表された2022年北京冬季五輪のマスコット「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」(左)とパラリンピックのマスコット「雪容融(シュエロンロン)」=2019年9月17日、北京(共同)

 【北京共同】2022年北京冬季五輪・パラリンピック組織委員会は17日、パンダと灯籠をイメージした大会マスコットを発表した。中国の習近平(しゅう・きんぺい)指導部はマスコットを通じて北京五輪を盛り上げ、景気浮揚や国威発揚にもつなげたい考えだ。
 五輪マスコットのパンダの名前は「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」。愛らしくて活発な選手の精神と、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに代表される科学技術を表現。パラリンピックのマスコットの灯籠は「雪容融(シュエロンロン)」。世界の文化と融合する寛容さを表したという。
 発表の式典であいさつした陳吉寧北京市長は「(マスコットは)世界文明の交流、相互理解を進める美しい願いを表現した」と強調。式典には韓正筆頭副首相と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長も出席した。