11月末にも応募者で投票 五輪ボランティアの愛称
共同通信 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は2日、ボランティアの愛称の候補を絞り込む「ネーミング選考委員会」の初会合を開き、11月末~12月ごろに応募者の投票で最終決定する計画を明らかにした。広告代理店など5社が提案した候補129案から委員の投票で絞り込み作業を行った。次回会合で3~5案まで絞り、商標登録手続きを行って公表する。
ボランティアは12年ロンドン大会は「ゲームズメーカー」、2月の平昌(ピョンチャン)冬季大会は「パッションクルー」の愛称で親しまれた。東京の愛称は、呼びやすさや、ボランティアの意義が伝わることなどを重視して絞り込む方針。委員の田中里沙さん(事業構想大学院大学長)は「ボランティアに参加された方のモチベーションが上がり、そういう名前で呼ばれたらうれしいと思っていただけるような名前を選んでいく」と説明した。