「風車」イメージのロゴ 東京五輪、文化プログラム
共同通信 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は2日、同年4月ごろから9月にかけ、日本文化の魅力の発信や共生社会の実現などをテーマに行う一連の公式文化プログラム「東京2020 NIPPON フェスティバル」のロゴを発表した。日本の祭りでなじみ深い「風車(かざぐるま)」などをイメージしたデザインで、市松模様の大会エンブレムを手掛けた野老朝雄(ところ・あさお)さんが制作。エンブレムと同じ3種類の四角形を計45個組み合わせ、5色で多様性を表現した。
「フェスティバル」では、日本と西洋の舞台芸術の融合、障害者や性的少数者(LGBT)ら多様な人々の参画、東日本大震災の被災地となった東北の復興などをテーマに、大会組織委員会が主催して大規模なプログラムを実施する計画。
国や地方自治体と連携したイベントも行う予定で、聖火リレーを契機に全国で盛り上げを図る。12年ロンドン大会では約300のプログラムが実施された。