生け花で彩る東京五輪 男性華道家グループがPR
共同通信
2020年東京五輪・パラリンピック800日前の16日、池坊流の華道を学ぶ男性グループ「IKENOBOYS(イケノボーイズ)」が、「華道でおもてなし活動」のシンボルとして、東京都内で開かれた記者発表に登場した。
イケノボーイズは、華道家元池坊のプロデュースで16年に結成。華道の心と技を伝えていく「生けるメンズ(イケメン)」をうたう。これまで京都を中心に活動してきたが、この日から東京でも活動を始めた。
リーダーの柿沢正一さんは「日本の伝統美を生かし、東京を華道で彩る活動をリードしていきたい」と意気込みを語った。ゲームやアニメが好きな谷田貝一也さんは、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の世界観も生け花で表現するという。
活動には、有料で華道作品を制作する「華道家にお任せプログラム」と、企業や団体などに華道講師を派遣する「心と技を伝授プログラム」がある。