アイヌ民族博物館が合併へ 来年4月、機構と契約締結
共同通信 アイヌ民族博物館(北海道白老町)とアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌市)は28日、合併契約書を締結した。来年4月1日付で、機構が博物館を吸収合併する。政府が白老町に建設しているアイヌ民族の文化復興施設「民族共生象徴空間」の運営をにらみ体制の強化を目指す。
合併後の組織の名称などは今後詰める。象徴空間の建設に伴い、整備区域内にあるアイヌ民族博物館は本年度末に閉館する。
新たに公園や博物館などが整備された象徴空間は、2020年の東京五輪・パラリンピックに合わせてオープンする。