マスコット応募5千件期待 公募スタート、東京五輪 

共同通信
東京五輪・パラリンピックの大会マスコット一般公募開始をアピールする子どもたち=2017年8月1日午後、東京都台東区の蔵前小学校東京五輪・パラリンピックの大会マスコット一般公募開始をアピールする子どもたち=2017年8月1日午後、東京都台東区の蔵前小学校

 2020年東京五輪・パラリンピックは大会マスコットのデザインの一般公募が1日に始まり、大会組織委員会の古宮正章(こみや・まさあき)副事務総長は「5千件ぐらいは応募が来てくれればと期待している」と述べた。5月に応募要項を発表してから問い合わせも多く、選考に小学生が関わることなどから反響は予想以上という。
 異例の選び直しとなった公式エンブレムはデザイン公募に1万4599件の応募があった。立体的なマスコットの制作はエンブレムと比べても難易度が高く、審査会座長の宮田亮平(みやた・りょうへい)文化庁長官は応募作品について「量より質」を期待した。
 この日は台東区立蔵前小学校で児童らが参加し、マスコット公募開始のセレモニーが開かれた。3、4作品を最終候補とした後、全国の小学校の学級単位による投票を12月11日から来年1月19日まで実施する。各務裕也(かがみ・ゆうや)君(10)は「4年に1回だから、盛り上がるマスコットを選びたい。(デザインは)親しみやすいものがいい」と話した。