マスコット要項は大筋了承 5月中旬までに公表へ 

共同通信

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の古宮正章(こみや・まさあき)副事務総長は13日、一般公募する大会マスコットの応募要項について、国際オリンピック委員会(IOC)から大筋で了承を得たと明らかにした。24日に開く第8回検討会議で細部を詰め、最終的な承認を得た上で5月中旬までに公表する。「最大のハードルはクリアできたと理解している」と述べた。
 古宮副事務総長は残りの作業として「具体的な手続き。どういう審査過程になるのか。IOCからビジョンやコンセプトも改めて求められた」と話し、5月中旬に応募要項を出した場合は締め切りが夏になるとの見通しも示した。
 審査は子どもの意見も反映させ、デザインの最終案が確定した後に名前を決める手順も要項に盛り込むという。