「五輪でよさこい踊りを」 高知知事が小池氏に要望 

共同通信
小池百合子都知事(右)に面会し、東京五輪・パラリンピックの開閉会式で「よさこい踊り」採用を要望する高知県の尾崎正直知事=2017年3月23日、東京都庁小池百合子都知事(右)に面会し、東京五輪・パラリンピックの開閉会式で「よさこい踊り」採用を要望する高知県の尾崎正直知事=2017年3月23日、東京都庁

 高知県の尾崎正直知事が23日、東京都庁で小池百合子知事と面会し、2020年の東京五輪・パラリンピックの開閉会式で、高知県の民謡「よさこい節」に乗せて踊る「よさこい踊り」を取り入れるよう要望した。
 岡崎誠也(おかざき・せいや)高知市長や、リオデジャネイロ五輪の重量挙げ女子48キロ級で銅メダルを獲得した三宅宏実(みやけ・ひろみ)さんも同席。尾崎知事が「一体感があり、一緒に踊れば、外国の選手とも、すぐに仲良くなれる」と魅力をアピールすると、小池知事は採用するかは明言しなかったが「五輪、パラリンピックは文化の祭典。いいうねりになることを期待したい」と述べた。
 尾崎知事らは23日、よさこい踊りのイベントを京都府や宮城県などで開いている団体の関係者と都内で会合を開き、よさこい踊りで東京五輪・パラリンピックを盛り上げるための実行委員会を設立した。