アイヌ博物館20年4月公開 官房長官が方針

共同通信

 菅義偉官房長官は23日の衆院予算委員会分科会で、政府がアイヌ民族の文化発信を目的として北海道白老町に整備する博物館について、2020年4月の公開を目指す方針を明らかにした。20年東京五輪の前の開館を目標としてきた。
 「訪日客や日本人に、民族共生の素晴らしさを発信する最高の機会になる」と五輪前にオープンする意義を強調。年間100万人の来場者を目指す考えも重ねて示した。公明党の佐藤英道氏に対する答弁。