ビーチュウがBバレー応援 品川区の小3がデザイン
共同通信
2020年の東京五輪・パラリンピックで、ホッケー、ビーチバレーボール、5人制サッカー(ブラインドサッカー)が開催される予定の東京都品川区は「応援マスコットキャラクター」を募集。このうちビーチバレーのキャラクターに、品川区立八潮学園の小学3年生岩切楓花さん(9)の作品が選ばれた。
受賞作は、耳の部分がボールになったかわいらしいネズミのキャラ「ビーチュウ」で、岩切さんは「ビーチの『チ』に『チュウ』という鳴き声を付けました」と説明する。
学校の宿題でマスコットを考えることになった岩切さんは、イラストレーターで漫画家の父直人さん(41)のアドバイスで、全国のご当地キャラのデザインを研究。頭部と体の大きさのバランスやポーズなど、人気のキャラクターたちに「共通したルール」を発見し、受賞につなげた。
将来の夢はイラストレーターという岩切さんは「ビーチュウを見て、みんなでビーチバレーを応援してほしいし、20年には家族で応援に行きたい」と話している。
応募資格は、プロ・アマ問わず品川区内に在住、もしくは通勤・通学している人で、3競技合わせて494件の応募があった。ビーチュウは、他2競技のマスコットと共に、開催を知らせるためにグッズなどに使用される。