武井咲さんらに任命証 東京五輪へ日本遺産PR

共同通信
文化庁の宮田亮平長官(左)から「日本遺産大使」の任命証を手渡される武井咲さん=2016年12月14日午後、文科省文化庁の宮田亮平長官(左)から「日本遺産大使」の任命証を手渡される武井咲さん=2016年12月14日午後、文科省

 文化庁の宮田亮平(みやた・りょうへい)長官は14日、2020年東京五輪・パラリンピックに向け日本文化の魅力を発信する「日本遺産大使」として、女優の武井咲(たけい・えみ)さんら5人に任命証を手渡した。
 文部科学省での任命式に出席した武井さんは「私の世代では、あまり(日本遺産を)知るきっかけがない。実際に訪れ、素晴らしさを知ることが、私がまずやるべきこと」と話した。
 式典では、ギタリストのマーティ・フリードマンさん、料理人の三国清三(みくに・きよみ)さんと村田吉弘(むらた・よしひろ)さん、歌舞伎役者の中村時蔵(なかむら・ときぞう)さんも任命証を受け取った。式典には参加しなかったが、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさん、元プロ野球選手の松井秀喜(まつい・ひでき)さんも名を連ねている。
 日本遺産は地域の歴史的建物や伝統芸能などで構成。文化庁がこれまでに33府県37件を認定しており、20年までに100件に増やす。大使には日ごろの活動やブログ、ツイッターなどを通じてPRすることが期待されている。