五輪控え、雅楽や武道披露 明治神宮、秋篠宮ご夫妻も
共同通信
2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、雅楽や武道を通じて日本の伝統文化を海外から来た人に知ってもらうイベントが10日、東京都渋谷区の明治神宮会館で開かれた。秋篠宮ご夫妻も出席し、在日の大使館関係者らと一緒に楽しまれた。
題名は「和の心~雅楽・武道~」。明治神宮の神職らが演奏する管弦「越殿楽」や、みこによる神楽に加え、合気道や剣道などの演武も披露された。いずれも解説には英語の同時通訳が付いた。
明治神宮周辺は、代々木体育館など五輪と縁の深い施設が多い上、20年は神宮創建から100年を迎える年でもあることから、明治神宮国際神道文化研究所(佐藤正宏所長)が「両方の機運を高めたい」と企画した。
海外に日本の文化を正しく紹介することができる先進的なイベントとして、政府の東京五輪・パラリンピック推進本部からの委託事業でもあった。