五輪効果、全国波及を 知事会が国に要望
共同通信 全国知事会でスポーツ・文化・観光プロジェクトチームのリーダーを務める宮崎県の河野俊嗣知事は20日、2020年東京五輪・パラリンピックの開催効果を全国に波及させるよう総務省に要請した。
具体的には、開催都市提案で追加された野球、ソフトボールなど5競技18種目の地方での実施や、各地の伝統芸能や祭りを開会式などで紹介すること、公立スポーツ・文化施設の改修の財政支援などを求めた。
要請内容は7月末の全国知事会議で決めた。河野知事は要請後、記者団に「五輪効果への各道府県の期待は大変、大きい。地方も積極的に貢献し、アピールしていきたい」と話した。