関連イベントに認証マーク 五輪組織委がデザイン発表

共同通信
2020年東京五輪「参画プログラム」として認証する「公認マーク」2020年東京五輪「参画プログラム」として認証する「公認マーク」

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は6日、大会機運の盛り上げやレガシー(遺産)の創出に向けた文化、教育、復興支援などの関連イベントを「参画プログラム」として認証する制度で、公式エンブレム「組市松紋」をアレンジした2種類の認証マークを発表した。ともにエンブレムの藍色に、日の丸の赤をポイントとして加えた。
 政府や競技会場のある自治体、協賛企業のイベントは「公認マーク」、非営利団体やその他の自治体は「応援マーク」が使用できる。非営利目的の活動に使える通称「第二エンブレム」は、12年ロンドン大会や今年のリオデジャネイロ大会でも作成された。
 「公認プログラム」は今月から始まり、「応援プログラム」は来年4月から本格化する。組織委の中村英正企画財務局長は「日本中でどこでも見られる状況にしていきたい」と話した。