北陸の工芸、世界にPR 五輪前に3県でサミット
共同通信文化庁は26日、2020年東京五輪・パラリンピックを前に北陸の伝統工芸技術の魅力を世界に発信しようと、来年以降に富山、石川、福井3県で「国際工芸サミット」を開くと発表した。
第1回(富山)が17年秋、第2回(福井)は18年か19年、第3回(石川)は20年に開催。3県は高岡銅器、輪島塗、越前和紙などの産地を抱えており、外国人有識者らを招いたシンポジウムや食文化を紹介するイベント、工芸品の展示・販売会などを通じてPRする。
プレイベントを9月3日に富山市で開き、金工作家でもある宮田亮平(みやた・りょうへい)文化庁長官が基調講演し、企画の趣旨を紹介する。