三遊亭わん丈さんが大賞 「全国若手落語家選手権」 入門15年までの落語家が話芸を競う「公推協杯 全国若手落語家選手権」の本選が6日、東京・紀伊国屋サ...
共同通信 入門15年までの落語家が話芸を競う「公推協杯 全国若手落語家選手権」の本選が6日、東京・紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで開かれ、観客と審査員の投票の結果、古典落語「お見立て」を演じた三遊亭わん丈さんが大賞に決まった。賞金は50万円。
予選では新作落語を演じたわん丈さんは「亡くなった(師匠の三遊亭)円丈には、古典と新作の両方をやってくれと言われてきた。これからも落語を勉強させてください」と話した。
昨年8月に始まった同選手権は共同通信社主催で公益推進協会の助成を受け、ベテラン落語家の古今亭志ん輔さんが監修。12月までに計3回、若手落語家が5人ずつ高座を披露する予選を開催し、それぞれの回で1位となった、わん丈さん、立川吉笑さん、春風亭一花さんが本選に進出した。