五輪テーマに高校生が取材 東京五輪・パラリンピックの文化プログラムをテーマに9都府県の高校新聞部員約50人がオンラインで取材...
共同通信 東京五輪・パラリンピックの文化プログラムをテーマに9都府県の高校新聞部員約50人がオンラインで取材する会が11日、開催された。東京大会組織委員会文化・教育委員会の青柳正規委員長が参加し「人類の祭典に合わせ、文化で日本を元気にしよう」と呼び掛けた。取材会は、ニュースサイト「47NEWS」を通じてライブ中継された。
新型コロナウイルスの影響で全国高校総合文化祭(総文祭)高知大会がネット開催になるなど、集団での学びを制限された高校生を応援しようと東京都高校文化連盟が企画、主催した。
前文化庁長官の青柳さんは、文化プログラムが五輪憲章で定められた取り組みであると紹介し、五輪とパラリンピックが「文化の祭典でもある」と強調。全国で繰り広げられる文化プログラムを高校の新聞部として取材し、積極的に発信してほしいと促した。
インタビューでは島根県立出雲高校の石橋慶一さんが「東京大会と地方のつながりをどう強めたらいいのか」と質問。他に「来年の東京大会のコロナ対策は大丈夫か」「地方の高校新聞部員に東京大会を取材させてほしい」などの声が相次いだ。