米五輪選手と中高生が交流 ネットで理系教育体験 リオデジャネイロ五輪の競泳女子で金メダル四つを獲得したケイティ・レデッキーさん(米国)とパナソニッ...
共同通信ケイティ・レデッキーさん(上段中央)とオンラインで交流する日本の中高生=2020年5月31日(ユーチューブから)
リオデジャネイロ五輪の競泳女子で金メダル四つを獲得したケイティ・レデッキーさん(米国)とパナソニックが31日、新しい理系の学び方「STEM教育」を題材に、日本の中高生とオンラインで交流する会「未来をソウゾウするちから」を開催。インターネットでライブ配信もされた。
レデッキーさんらは、科学や数学などを使って総合的に考える力を養うSTEM教育の中高生向けプログラムを開発。今回、これを事前学習した7都道府県の生徒20人らが、STEM教育の魅力や意義を英語で話し合った。生徒からは「データ分析で問題を解決するのが面白い」「STEMの視点で社会問題を解決する意義が分かった」などの意見が相次いだ。
生徒による取材の時間も設けられ、五輪延期や大事にしていることを問われたレデッキーさんは「来年に向けて準備しています」「いろいろな夢を持ち続けることが大切」などと笑顔で答えた。
レデッキーさんは「来年、美しい日本の東京五輪で皆さんと再会できるのを楽しみにしています」と締めくくった。