有森さんにSO大会の取材 愛知と福井の中高生記者  知的障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス」(SO)の国内大会が愛知県で9月に開かれるの...

共同通信

 知的障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス」(SO)の国内大会が愛知県で9月に開かれるのを前に、同県や福井県の中高生8人が14日、名古屋市で大会会長の有森裕子さんへの取材を体験した。有森さんは女子マラソンの五輪メダリストで、2020年東京五輪・パラリンピックに向けた文化庁などの企画の一環。
 中高生は最初、緊張した様子だったが、有森さんに「こういう取材を受けるのは初めて」など話しかけられると和やかな雰囲気に。大会の注目点を問われた有森さんは「知的障害があっても、いろんなことができる力があることに興味を持ってほしい」と答えた。
 参加した愛知県豊田市の高校1年岡本尚也さんは「(記者の仕事は)人の意見を聞いてまとめる大変な作業。貴重な体験をした」と感想を話した。